万能鑑定士Qシリーズの著者・松岡圭祐さんの新著「探偵の探偵Ⅱ」が今日発刊されました。
先月、同タイトルの1巻が出版されたばりですので、かなり筆が早い作家さんですね。
インプットとアウトプットのサイクルが高回転しているのでしょう。
これまで、私はインプットばかりしていてノウハウコレクターになっていたので、アウトプットに力を入れていきたいと改めて思いしらされます。
さて、11月のクワトロ学会のセミナーの動画が、クワトロ学会のサイトでアップされました。
「不動産投資家と宅建の可能性」というテーマでお話をさせて頂きました。
ご興味がある方は、こちらからどうぞ
↓
セミナー後に、実際に不動産投資家さんで不動産会社を設立された先輩にヒアリングをしてきました。
セミナーの補足情報としてお知らせいたします。
1.セミナーで上がった質問への回答
(1)個人で保有する自らの物件を、自らが代表を務める不動産会社にて仲介を行うということは可能です。
(2)特に設立した不動産会社で買取業務を行う場合、不動産の実務を経験していない場合、物件情報が入ってきません。
物件情報は、不動産業界にいる個人間の信用で回るという特性があるようです。
先輩の会社でも、不動産業界に長く勤められた方を社員として抱えていました。そのような経験者を雇用するか、不動産会社立ち上げを行っているコンサルタントの協力を得ることが大切です。
※コンサルタントの話を聞いてみたい方は、イクメン大家までご連絡ください。ご紹介が可能です。
2.補足情報
(1)不動産の売買を行う場合は、全日本不動産協会(うさぎのまーく)の方がよい。売買を行う業者さんがうさぎのマークに多く加入しています。宅建協会(ハトのマーク)は賃貸を主としている業者さんが多いそうです。
(2)専任の宅建主任者は他の法人の従業員でも現実的には登録ができるようです。(不動産会社の宅建主任者となっている方はNG。他の法人の代表者もNGです。)
(3)サラリーマン大家さんをされている方が不動産会社を作る場合は、資産管理法人を立ち上げた上で、別法人として不動産会社を作られた方がよいです。
資産管理法人を経ずに不動産会社を設立してしまうと、個人で収益物件を購入する場合に、個人で銀行からの融資を引きづらくなってしまいます。
また、新規で設立した不動産会社も、最低でも決算を2期過ぎないと銀行は融資してくれません。
何事も、順番が大切です。
(4)新規で立ち上げる不動産会社では、「物件買取・リフォーム・転売」の業務を扱うことがお薦めの様です。
業者間で回ってくる物件は、市況の7掛けで購入ができます。
自己資金2~3割、ノンバンクからの借入7~8割で物件を仕入れることになります。
その物件を内装改修し、転売を図ることも可能でしょうし、自らで購入(個人又は資産管理法人)することもできます。
(5)宅建主任者の資格についても、自らで持っているに越したことがなく、資格を保持していないと有資格者を雇用する必要がでてきます。
3.まとめ
先輩投資家さんからお話をお伺いしたことを私なりにまとめますと、不動産会社を設立するに当たっては、1,000~2,000万円程度の資本金の出資が必要となりますし、事務所を構えなくてはなりませんので、まずは個人事業の大家さん→資産管理法人設立→自己資金を貯めることが大前提です。
私にとっても、もう少し先のフェーズになるようです。
いずれにせよ、宅建を学ぶこと自体は、不動産投資家にとっては知識・実務的に親和性がありますので、(物件購入には必須ではありませんが)今後のステップを考えると早めに学習のスタートを、取れるうちにとっておいた方(年1回の受験チャンスですし)がよいものと思います。
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ちょっと告知になってしまいますが、今年の初めにJ-REC(日本不動産コミュニティ)のコンサルティングマスターを対象としたキックオフミーティング・懇親会でも今年は動画が熱いと話題になっていました。
その時は、15秒動画のVineが面白いということで、ちょっとスマホで撮ってみたりしたんですが、面白いものがあんまり撮れないんですよね。
一方で、今年はYouTuberがテレビCMにも出たりして、かなり盛り上がりました。ヒカキン、マックスむらいとか、英会話の人とか。
自分でもそんな動画作ったりできるのかなぁと考えちゃいます。
先日セミナーで話をしてみて、自分でもできなくもなさそうだなと、ふと感じました。
と思っていたら、私のマッサージの先生である谷口光利先生が、七星明さんを紹介されていました。
良くお名前は聞くのですが、どんな方なのか全く知りませんでした。
丁度、映像塾の9期生募集の動画がアップされていましたので、見てみました。声が高い方なんですね~。
初めての方は、ちょっとこちらの動画を見てみると良いかもしれません。
できれば私も動画については、学んでみたいところです。
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